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循環器医療の法律相談real estate

循環器医療の法律相談
弁護士谷直樹は、急性心筋梗塞、急性冠症候群、慢性心不全、先天性心疾患、心タンポナーデ、感染性心内膜炎、肺塞栓血栓症、深部静脈血栓症、大動脈解離、閉塞性動脈硬化症、PCI、カテーテルアブレーション、心臓弁置換術等の事件を取り扱ってきました。
循環器疾患については、とくにガイドラインが充実しているため、判決までいくことは少なく、訴訟前の示談、訴訟上の和解で解決することが多いです。


相談のご予約は 03-5363-2052
相談予約mailは medicallawtani @ yahoo.co.jp
相談申込み手順は コチラ
         
土曜・日曜・祝日も相談を行っております。


参考判例とガイドライン

■急性心筋梗塞
神戸地裁平成19年4月10日判決(判タ1295号295頁)は、問診と心電図検査で急性心筋梗塞を診断すべきなのに70分は転送を遅らせた過失を認めた
急性冠症候群ガイドライン(2018 年改訂版)

■冠攣縮性狭心症
千葉地裁平成17年5月30日判決(裁判所サイト)は、アダラート投与を中止した過失を認めた
2023 年 JCS/CVIT/JCC ガイドラインフォーカスアップデート版冠攣縮性狭心症と冠微小循環障害の診断と治療

■感染性心内膜炎
東京地裁平成14年11月21日判決(ケースファイル1・4頁)は、検査、診断、治療を怠った過失を認めた
感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2017 年改訂版)

■肺塞栓血栓症
東京地裁平成16年5月27日判決(ケースファイル2・2頁)は心エコー検査の画像を確認しなかった過失を認めた
福岡高裁平成20年6月10日(判時2023号62頁)は、適応のない血栓溶解療法を行った過失を認めた
肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン(2017年改訂版)

■大動脈解離
名古屋地裁平成16年6月25日判決(判タ1211号207頁)は、再入院時の診断義務違反、転送義務違反の過失を認めた
2020 年改訂版大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン

■PCI
東京地裁平成17年4月27日判決(判タ1186号191頁)は、ガイドワイヤーの位置を捉えられなくなったのにバルーンを拡張した過失を認めた
高松高裁平成16年7月20日判決(判時1874号73頁)は、PCIを実施した過失、早急なPCPSを実施しなかった過失を認めた
松江地裁平成14年9月4日判決(判タ1129号239頁)は、術後のCT、腹部エコーの読影評価の過失を認めた

■弁膜症・心臓弁置換術
大阪地裁平成20年2月27日判決(判タ1267号246頁)は、術後の過失を認めた
2020 年改訂版弁膜症治療のガイドライン

■心筋炎
東京高裁平成13年3月27日判決は、30分程度で入手できる胸部X線写真の結果を検討しなかった過失を認めた
心筋症診療ガイドライン(2018年改訂版)

循環器医療法律調査
■ 循環器事故調査(全国対応)・・・調査手数料33万円(消費税込み)と実費預り金10万円(余剰金は返金します。)
循環器医師1名にカルテ・手術記録等を検討いただき、専門的医師としての意見を聞きます。

医療交渉
着手金・・・16万5000円(消費税込み)
報酬金・・・示談金の15~20%+消費税

医療訴訟
着手金・・・55万円(消費税込み)
報酬金・・・賠償金(遅延損害金含む)の25~30%+消費税