消化器の法律相談real estate
急性腹症・イレウス・ERCPの法律相談
弁護士谷直樹は、消化器の医療過誤事案を複数担当し、解決してきました。
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)の適応違反の事件は、判決で解決しました。
肝細胞癌の見落とし事件も、判決で解決しました。
小腸閉塞(イレウス)の事件、大腸閉塞(イレウス)の事件(複数)、胆嚢癌の検査遅れの事件、胃癌手術の術後管理の事件は、裁判上の和解で解決しました。
別の肝細胞癌の見落とし事件は、医療ADRで解決しました。
ERCP(内視鏡的逆行性胆道膵管造影)の事件、自然穿孔による遊離ガス見落とし事件、手術による小腸穿孔事件、大腸内視鏡による大腸穿孔の事件、胃癌見落とし事件(複数)、食道癌手術時の大動脈出血事件、肝細胞癌の区域切除術による出血死事件、膵臓癌の見落とし事件、十二指腸癌の見落とし事件は、示談交渉で解決しました。
相談のご予約は 03-5363-2052
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土曜・日曜・祝日も相談を行っております。
急性腹症の診断・治療、イレウス(腸閉塞)の診断・治療、ERCP(内視鏡的逆行性胆道膵管造影)の 適応・手技などが争われ、裁判例も集積しています。
消化器内科では、おもに検査・治療が問題になります。
消化器外科では、おもに手術適応・説明・手技・術後管理が問題になります。
できるだけ、早期にご相談ください。遠方の事件でも、死亡または重度障害の事案であれば、お電話ください(全国対応)。
1 イレウス(腸閉塞)の診断・治療
最近は、海外と同じく日本でも、機械的閉塞を(イレウス)ではなく、腸閉塞と呼ぶようになりました。古い文献、判例で「絞扼性イレウス」(複雑性イレウス)と書かれているのが、腸閉塞の意味であることがあります。
臨床経過、症状、血液検査から腸閉塞を疑うと、超音波検査、単純CT検査または造影CT検査を繰り返し行い、開腹手術のタイミングを逃さないようにします。
裁判では、腸閉塞の患者について、開腹手術が遅れたために患者が死亡した事案が争われます。
裁判例には、(1)検査義務違反が問題になったものと(2)開腹手術義務違反が問題になったものがあります。
(1)検査義務違反を認めた裁判例
東京高裁平成22年7月15日判決(判例集未登載、「医療訴訟の実務第2版」447~449頁)
仙台地裁平成22年5月24日判決(裁判所サイト)
(2)開腹手術義務違反を認めた裁判例
東京地裁平成18年5月31日判決(判タ1244号268頁)
名古屋高裁金沢支部平成19年10月17日判決(判タ1278号264頁)
福岡地裁久留米支部平成27年9月4日判決(判例集未登載、「医療訴訟の実務第2版」447頁、452頁)
2 ERCP(内視鏡的逆行性胆道膵管造影)
○ ERCPの適応違反を認めた裁判例
名古屋地裁平成16年9月30日判決(判時1889号92頁)
○ ERCPの手技ミスを認めた裁判例
那覇地裁平成23年6月21日判決(判タ1365号214頁)
○ ERCPの術後管理義務違反を認めた裁判例
長崎地裁佐世保支部平成18年2月20日判決(判タ1243号235頁)
岡山地裁平成19年1月31日判決(医療判例解説9号121頁)
消化器医療法律調査
調査は、弁護士2名体制で受任いたします。
■ 消化器事故調査(全国対応)・・・調査手数料33万円(消費税込み)と実費預り金10万円(余剰金は返金します。)
消化器医師1名にカルテ・画像検査の記録を検討いただき、専門的医師としての意見を聞きます。
医療交渉
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